仮想通貨と暗号通貨、電子マネーとの違い、アルトコインとは?

はじめに

当サイトは、Cardano/ADA(カルダノエイダ)を応援する事を目的としていますが、仮想通貨が出現してからの歴史はまだ浅く、世間一般の日常生活に浸透しているかというとまだまだです。また、技術的で専門的な用語も非常に多く、いざ仮想通貨を購入しようとか、勉強しようと思っても、最初のステップで困惑してしまう事も多いと思います。その為、当サイトではカルダノエイダの事はもちろん、そもそも仮想通貨や暗号通貨とは何か? という事など、より多くの方にカルダノを知って頂くに必要となる情報もコンテンツとして提供していきたいと思います。

「仮想通貨」という名称

最初の仮想通貨として知られるビットコインが出現したのは2009年のことです。以降、日本では主に仮想通貨と呼ばれていますが、欧米では「Cypto Currency」、直訳すると暗号通貨と呼ばれています。

この呼び方は、「取引の安全性を確保する」という通貨の特徴が暗号技術によって実現されていることによるものです。ただ日本では、「暗号」という響きがあまり好まれないためか「仮想通貨」と呼ばれています。

「暗号資産」への呼称変更

2018年末には、金融庁が公表した「仮想通貨交換業に関する研究報告書」で「仮想通貨」の呼称を暗号資産変更するよう提唱され、2019年3月15日に閣議決定された為、日本における正式な呼称は「暗号資産」だと言えます。ただし一般的には「仮想通貨」や「暗号通貨」という言葉の方が広く使われている為、当サイトでも場面に応じて馴染みやすい言葉を使っていきます。

仮想通貨と電子マネーの違い

仮想通貨と電子マネーは、法定通貨(円や米ドル、ユーロ等)を基準としているかどうかに大きな違いがあります。電子マネーはあくまで法定通貨の代替です。一方、仮想通貨は、特定の国家によって価値を保証されているものではありません。仮想通貨はユーザー同士が取引の承認を行うなど、国に依存しないシステムを構築しています。

電子マネーには大きく分けて、3つの系統が存在します。鉄道各社が乗車券として生み出した交通系電子マネー、大手流通各社がショッピング需要を狙って作った流通系電子マネー、そしてクレジットカードやデビットカードに紐付けて決済するクレジットカード系電子マネーです。使い方としては、電子マネーの端末に現金を入金するか、登録しておいた銀行口座から自動引き落としによってチャージできます。いずれの場合も実際の決済は法定通貨が使用されます。

仮想通貨とは、国家に依存せずに流通する、非中央集権的な通貨です。日本円や米ドルの法定通貨は、国家の中央銀行が発行する通貨で、その価値は国家に依存します。それゆえに、経済が安定していて信頼のある国家の通貨は国際市場でも高値になりますし、反対に経済が不安定な国家の通貨は、価値が低くなったりします。また、通貨を送金するには銀行が必要ですが、銀行が破綻してしまうと送金などもできなくなってしまいます。そもそも銀行口座を作成できない場合は送金すら出来ません。
一方、仮想通貨は、国家や組織の管理を受けない通貨であり、需要と供給のバランスによって、その価値が決まります。流通による価格変動リスクは生じますが、銀行のような組織を介さず個人間の直接送金が可能でスピーディーに送金でき、手数料が安い特徴があります。たとえ、個人間の取引であったとしても、仮想通貨の取引は「ブロックチェーン」という仕組みで取引情報をブロックごとにまとめて暗号化し、記録の改ざんが困難にすることで、仮想通貨の信頼性を担保しています。ブロックチェーンについてはまた別で説明することにします。

「アルトコイン」とは?

「仮想通貨」や「暗号通貨」「暗号資産」について説明してきましたが、似たような言葉でもう一つ「アルトコイン」という言葉もよく耳にします。

アルトコイン」とは、ビットコインの後に登場した暗号資産(仮想通貨)の総称で、ビットコインの代わりのコイン(alternative coin)を略して「アルトコイン(altcoin)」と呼ばれています。ほとんどのアルトコインの基本的な仕組みはビットコインを元に作られており、ビットコインの欠点や機能性を改善した特徴的なアルトコインが市場規模を拡大しています。一方で、最初の仮想通貨であるビットコインは知名度も高く、時価総額では他のアルトコインと圧倒的な差で1位の座をキープしています。

全世界で 1,500 種類以上のコインが作成されていると言われていますが、代表的なアルトコインとしてイーサリアム、リップル、ライトコイン、日本発祥のモナコインなどがあります。

これらの中でも注目は、CardanoADA(カルダノエイダ)です。カルダノエイダもアルトコインの一種で、カルダノプラットフォーム上で利用される仮想通貨です。カルダノのプロジェクトは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)などの現状発行されている仮想通貨の欠点を補った最強の仮想通貨、プラットフォームを目指しています イーサリアムの元CEOでイーサリアムの開発者である天才数学者のチャールズ・ホスキンソン氏らが学術論文に基づいた設計を行う事で、安全性の証明された技術を取り入れながら「Cardano」(カルダノ)の開発を手がけています。

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