ADAステーキング方法(委任方法): スマホ編

ヨロイモバイルウォレット(Yoroi-mobile Wallet)は、ADA専用のモバイルウォレットです。
ヨロイはダイダロスのフルノートと異なり、第三者である(Emurgo社)を通してCardanoのフルノードに接続します。その為、ヨロイは瞬時に初期設定が可能で、最小限のシステムリソースで迅速かつ簡単に操作が行えます。
ヨロイモバイルウォレットは、iOS、Androidのアプリです。
以下では、iOSのスマホにヨロイモバイルウォレットをインストールし、ヨロイモバイルから、ステークプール(ADEN)にステーキングをする手順を説明します。

1. App Storeからアプリを検索

App Storeの検索で「Yoroi」を入力し、「EMURGO’s Yoroi Cardano Wallet」を検索する

2. Yoroi Walletをインストール

App StoreからYoroi Walletをインストールする

3. Yoroi Walletを開く

  • 「開く」をタップ
  • 「Yoroi WalletがBluetoothの使用を求めています」で「OK」をタップ
  • 「言語を選んでください」で「日本語」を選択

4. サービス規約確認

  • 契約条件を確認して「I agree with Terms of Service」にチェックを入れ「同意」をタップ
  • PINを入力する

5. ウォレットを作成

  • 「ウォレットを追加する(SHELLEY-ERA)」をタップ
  • 「ウォレットを作成する」をタップ
  • Wallet名(後から変更も可能)、送金やステークプールの委任の際に利用するパスワードを設定して「次へ」をタップ

6. 復元フレーズを確認

  • 秘密鍵に該当する復元フレーズの取り扱いに関しての注意事項をよく読み「了解」をタップ
  • 誰にも見られないようにウォレットの15語の復元フレーズをメモもしくはスクリーンショットを取得したら「復元フレーズを書き留めました」をタップ
  • 復元フレーズに関する注意事項をよく読み、チェックを入れて「はい」をタップ

※復元フレーズは漏洩・紛失の無いように厳重に管理してください。

7. 復元フレーズの入力

  • 先ほどメモした15語の復元フレーズを正しい順序にタップして正しくメモが出来たかを確認
  • 入力できたら「承認」をタップし、無事にウォレットの設定が完了

8. ADA入金先アドレスをコピー

カルダノのステーキングを行うには、保有しているADAをウォレットに入金する必要があります。ADAを手に入れたら「受信」タブをタップして、あなたの入金先アドレスをコピーし取引所や他のウォレットからADAを送金します。

  • ウォレットの「受信」タブをタップ
  • 新しいアドレスをタップ
  • 表示された「アドレスをコピーする」をタップして送金時の送金先アドレス(出金先アドレス)に貼り付ける

※誤入力を防ぐためには必ずコピーするようにしてください。

9. BinanceからヨロイウォレットにADAを送金

手順8.でコピーしたヨロイウォレットの入金先アドレスをBinanceのADA出金先アドレスにコピーして、送金金額を指定し、「出金」をクリック

10. 出金確認

「次へ」をクリック

11. セキュリティ検証

スマホ認証コードとメール認証コードを入力し、「提出」をクリック

12. 送金完了

「完了」をクリック

13. 入金確認

送金が完了したらヨロイウォレットに入金されているかを確認

14. ステークプールを検索

ウォレットにADAの入金が完了したらいよいよステークプールに委任してステーキングを開始します。

  • ウォレットから右下の「Deligate」タブをタップ
  • ステーキングセンターにてステーププールADENのティッカー「ADEN」を入力して検索
  • 『[ADEN] Cardano ADEN Stake Pool』が表示されるので、「DELEGATE」をタップ

15. 委任する

  • ブロックチェーンに委任情報を記録する為の手数料(デポジット含む)を確認して、ウォレットの作成時の設定した送金パスワード(手順5で設定したパスワード)を入力し「委任」をタップ
  • ウォレットの委任設定が完了(おめでとうございます!)

※ステーキングには、プロトコルへのデポジット費用として2ADAのトランザクション費用がかかります。なおプールへの委任を解除するとデポジット費用である2ADAはウォレットに返還されます。

16. ダッシュボードで委任設定確認

「Dashbord」タブでウォレットが委任設定されている事を確認。ステーキングは選択した2エポック後にアクティブになります。実際の委任から報酬の支払いの流れは以下のようになります。
例:エポック269(委任を選択)
→エポック270(委任ステータスのスナップショットの取得)
→エポック271(委任がアクティブになる)
→エポック272(報酬の計算)
→エポック273(報酬の支払い)